所沢市の蜂の活動時期はいつから?〜蜂の種類ごとに徹底解説〜

所沢市の蜂の活動時期

この記事では所沢市の蜂の活動時期や活動サイクルを解説します。蜂の駆除や予防策を考えるためにぜひ役立ててください。活動時期は蜂の種類ごとに少し異なります。ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチなどの代表的な蜂の活動サイクルを把握しておくのが大切です。

所沢市の蜂の活動時期は?

所沢市は埼玉県南西部に位置し、東京都多摩北部に接しています。気候が比較的温暖で、ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチの営巣にも適している環境です。思わぬ被害を防ぐために、蜂の活動時期を知って対策を考えておきましょう。

活動初期に蜂の巣駆除をおこなう重要性

ミツバチは女王蜂も働き蜂も巣にこもって冬を越します。一方、アシナガバチやスズメバチは、越冬できるのは女王蜂だけです。そのため、アシナガバチやスズメバチを駆除する場合は、巣が小さいうちに駆除をすると危険度が低くなります。ここでは、活動初期に蜂の駆除をする重要性について説明します。

活動最盛期の駆除は危険度が最も大きい

アシナガバチやスズメバチの巣は、夏から秋にかけて急速に成長します。巣の中にいる蜂の数も非常に多いです。ミツバチの場合は数年がかりで巣を大きくします。最盛期の蜂の巣には膨大な成虫や幼虫の数がいて、大量の餌が必要です。そのため、蜂自体の攻撃性が増していて、巣に近づいたり大きな音を出したりして蜂を刺激すると襲ってきます。成長しきった蜂の巣の周辺は危険度がとても大きく、巣の最盛期を迎える前に駆除に踏み切るのがおすすめです。

活動初期に蜂の巣を駆除しコストを抑えよう

蜂の巣が大きくなれば、駆除の手間やリスクも大きくなります。業者に任せるにしても駆除のためのコストが上がれば、その分だけ料金も高くなるでしょう。逆にいえば、巣が小さいうちに駆除をおこなえば費用を抑えることが可能です。業者に頼む場合でも自力で駆除をする場合でも、蜂の活動時期を把握しておくと低コストで駆除ができることを知っておいてください。

蜂の活動初期を知って予防策をとる

アシナガバチやスズメバチの女王蜂は、春から初夏にかけて巣作りを始めます。この時期には身の回りの巣が作られそうな場所をチェックし、早めの対応をとることが肝心です。また、蜂が巣を作りそうな箇所には、蜂を寄せ付けないような予防策をとっておきましょう。忌避剤や防虫剤、木酢液などをまいておけば蜂が巣を作りにくくなります。また、換気扇や通気孔、建物のすき間などにも営巣されることがあるので、防虫ネットなどを張って中に侵入されないようにするとよいです。

所沢市の蜂の種類ごとの活動時期

所沢市の蜂の種類ごとの活動時期

蜂の活動時期は、他の昆虫と同様に3月から11月頃です。アシナガバチやスズメバチは女王蜂以外は冬を越せないため、毎年新しい巣を春頃に作ります。ミツバチは女王蜂も働き蜂も冬を越し、何年も同じ巣を使い続けるので、放置していると巣がどんどん大きくなっていきます。同系統の蜂でも、生活様式や攻撃性が異なることがあるため注意が必要です。また、時間帯によって蜂の活動のしかたも変わります。所沢市の蜂の活動サイクルや活動時期、時間帯を知り、蜂の被害を防ぎましょう。

所沢市のミツバチ

所沢市のミツバチの活動サイクルは、全国水準並みです。ミツバチは年間を通して生息していますが、気温の低い12月~1月は飛んでいる姿を見ることはまれでしょう。ここでは、所沢市のミツバチの活動サイクルについて説明します。

ミツバチの活動サイクル

春になって花が咲き始めると蜜が取れるようになります。その花の蜜を求めて、越冬したミツバチたちが活動を始めます。雄蜂が羽化する4月~5月は、繁殖活動のシーズンです。個体数が増える初夏には、大量のミツバチが新しい巣に移動する「分蜂(ミツバチが巣を分けること)」も見られます。梅雨の時期から8月は、気温の高さや花の少なさのためにミツバチがおとなしく過ごしている時期です。9月以降に花が咲き始めると活動が再び活発化し、越冬のために多くの蜜を集めます。冬の間は巣の中で身を寄せ合い、寒さに耐えながら春が来るのを待ちます。

ミツバチの活動時期と活動時間

ミツバチの活動時期はだいたい4月から11月までで、3月の終わり頃から越冬したミツバチが飛び始めるのを見ることができます。越冬準備で蜜を集めるのに必死な10月~11月頃や、越冬から目覚めて蜜を集めだす3月頃は、普段はおとなしいミツバチも気が立っているようです。また、冬の間は巣の中でじっとしているように見えますが、自由に身動きが取れない分、巣を守るために非常に攻撃的になっています。ミツバチの活動時間を一日単位で見ると、日が出ている朝から夕方までだけ活発です。夜間はミツバチの活動性が低下するので、蜂の巣の駆除をするのに最も安全な時間帯でしょう。

所沢市のアシナガバチ

所沢市のアシナガバチも、主な活動時期は夏から秋の間です。冬は越せないのですが、1年のサイクルで蜂の巣が大きくなり、蜂の数もかなり増えます。この項では、所沢市のアシナガバチの活動サイクルについて解説します。

アシナガバチの活動サイクル

春に女王蜂が目覚めると、アシナガバチの活動が開始します。単独で巣作りを始める女王蜂は、できたばかりの小さな巣に卵を産み付けます。夏が近づくにつれ働き蜂が増えていき、巣の活動も盛んになっていきます。6月から9月は巣の最盛期です。個体数が増えて蜂たちの攻撃性も高くなっているため、うかつに近づかないようにしてください。10月頃には、新しく生まれた女王蜂と雄蜂が交尾し、来年の繁殖のための準備を整えます。その年に活動した女王蜂と働き蜂たちは全滅し、アシナガバチの巣も1年限りで役目を終えます。

アシナガバチの活動時期と活動時間

アシナガバチの種類によって時期は多少前後しますが、新女王蜂が巣作りを始めるのは3月から5月の間です。それから9月か10月頃までアシナガバチの活動が続きます。巣が成長して個体数も多くなる7月・8月は、エサ探しに躍起になっていて特に攻撃性が高いので注意が必要です。一日で見ると、早朝6時頃には活動を開始し、午前中は餌を求めてよく動き回ります。夜の9時頃までにはその日の活動を終えて巣に帰ってきます。したがって、活動前の早朝や、巣で体を休めている夜10時頃に駆除をおこなえば効率的かつ安全です。

所沢市のスズメバチ

所沢市のスズメバチが最も活発に活動するのは夏の時期です。理由は簡単で、エサになる虫が多いからです。スズメバチの巣も使用は1年間で、翌年には新しい別の巣が作られます。1シーズンだけとはいえ、スズメバチの巣は大きく成長し、個体数も増えます。蜂の中でも攻撃性・危険性が最も高いため、スズメバチの営巣には十分注意してください。ここでは、スズメバチの活動サイクルや活動時間を解説します。

スズメバチの活動サイクル

スズメバチの新しい女王蜂が冬眠から目覚めるのは4月頃です。単独で巣作りをおこない、卵を生んで働き蜂を育てていきます。6月から7月にかけて、働き蜂の数が増えて女王蜂が産卵に専念し始めます。その後は働き蜂が大量に成長し、巣も大きくなって活動が最も盛んになります。雄蜂や新女王蜂が羽化し、交尾をおこなうのは秋頃です。11月ぐらいまでには巣の終焉を迎え、女王蜂は越冬して来年の巣作りに備えます。

スズメバチの活動時期と活動時間

種類にもよりますが、スズメバチの活動時期は4月から11月です。巣が急激に成長する7月から10月は、エサ集めに必死であるため最も攻撃的になっています。特に秋頃は、雄蜂や新女王蜂を育てている時期で気性が荒く、蜂にも巣にもむやみに刺激を与えないようにしましょう。スズメバチの巣を駆除するなら、巣が成長してしまう夏の最盛期より前に発見して専門業者に依頼するのがおすすめです。スズメバチの活動時間帯は早朝~夕方ですが、日が落ちてから巣に戻るスズメバチもいます。スズメバチを一網打尽にするには、早朝か夜10時頃に巣を駆除するのがよいです。

所沢市の蜂の活動時期まとめ

所沢市の蜂の活動時期は、ミツバチが通年(主に4月~11月)、アシナガバチが3~10月、スズメバチが4月~11月です。駆除の危険度が比較的低いミツバチでも、活動的でない時期(夏など)に駆除をするのがよいでしょう。アシナガバチやスズメバチは、巣が小さくて駆除コストや危険性が抑えられる夏前に駆除するのをおすすめします。しかし、巣が大きくなるまで察知できない場合も多々あり、見つけたときには自分で対処するのはリスクが高い場合がほとんどです。蜂被害を防ぐためにも、自分で無理に対応せずに専門業者に相談してください。以下のリンク先の記事では、所沢市で即日駆除をおこなってくれる専門業者を紹介しています。料金比較も掲載しているので、依頼をするときの参考にしてみてはいかがでしょうか。

>>埼玉県の蜂の巣駆除業者比較!見分け方のポイントとおすすめ業者