春日部市の蜂の活動時期はいつから?〜蜂の種類ごとに徹底解説〜

春日部市の蜂の活動時期

春日部市では、春から秋にかけて蜂の活動がおこなわれます。春日部市に生息する蜂の種類ごとの活動時期や活動時間帯を把握し、ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチなど、代表的な蜂の駆除に役立ててください。早めの対策でリスクやコストを抑えることができます。

春日部市の蜂の活動時期を知る

田園地帯が広がる春日部市には、多種多様な昆虫たちが多く見られます。そのため、それらをエサとするアシナガバチ、スズメバチには住みよい環境でしょう。また、花が咲く春や秋はミツバチの主な活動時期となります。

蜂の活動初期に営巣対策をおこなう

アシナガバチやスズメバチは、春から初夏にかけて女王蜂が巣を作り始めます。活動初期は蜂の巣が小さく、駆除をしやすいです。逆に、育った蜂の巣の駆除には危険がともないます。ここでは、蜂の巣駆除のリスクやコスト、および活動初期に巣の駆除をおこなうメリットについて解説します。

蜂の巣は大きくなるほど駆除のリスクが高くなる

「まだ巣が小さいから大丈夫」と、アシナガバチやスズメバチの巣を放置するのはリスクがあります。夏以降に巣が大きく成長してしまったあとでは、いざ駆除をしようとしても多くの蜂に襲われる危険性があるため簡単にはいきません。ミツバチの巣も同様に、成長すると1万匹以上の働き蜂が中に生息していて、個人で駆除するのは大変です。蜂の種類にかかわらず、巣が大きくなるほど個体数が増え、大量の餌を求めて働き蜂の攻撃性が増します。大きな蜂の巣を駆除するときには、大量の蜂に襲われないよう十分に注意して作業をおこなう必要があります。リスク面からいえば、巣が大きくなる前に巣作り防止や蜂の巣駆除をするのが得策です。

活動初期の駆除なら低コストで可能

成長しきった蜂の巣を駆除する際は、安全面を考えて装備をしっかり整えなければなりません。個人で駆除をおこなうなら、殺虫剤や防護服などを購入する費用がかかります。駆除の危険度が高まるうえに駆除時の装備も大掛かりになるため、業者に依頼するにしても、危険性が高い巣の場合は料金が高くなるでしょう。その反面、小さい巣なら手近な棒で叩き落とすなどすればよいですし、1匹、2匹の蜂なら殺虫剤を使わずとも駆除できるかもしれません。蜂の活動時期を把握して、周囲に蜂の巣が作られていないか警戒を怠らないようにしてください。活動初期に蜂の巣を見つけられれば、低コストで駆除が可能です。

予防策は蜂の活動初期に

春になって女王蜂が巣作りを始める頃に、対策をとるのが肝要です。自宅周りを蜂が飛んでいないか注意してみましょう。建物のすき間やくぼみを好んで営巣することがあります。蜂の巣が作られそうな場所には市販の忌避剤や防虫剤、木酢液などをまくのが効果的です。ほかにも、換気扇や通気孔などに防虫ネットをかけておけばさらに安心できます。蜂の活動初期に予防策をとっておけば、その年に蜂の被害に悩まされることがなくなるはずです。

春日部市の蜂の活動サイクルと活動時期

春日部市の蜂の活動サイクルと活動時期

蜂全般の活動時期は3月から11月と覚えておいてください。越冬できないアシナガバチやスズメバチは、女王蜂単独で巣作りを始めます。ミツバチは年をまたいで同じ巣で活動できるため、年を追うごとに巣が肥大化していき厄介です。細かくみれば蜂の種類は多種多様で、それぞれ活動時期や習性などが異なります。また、同じ蜂でも時間帯によって活発さや行動パターンが変わります。以下はミツバチ、アシナガバチ、スズメバチの活動サイクルと活動時期、活動時間帯についての解説です。

春日部市のミツバチ

春日部市のミツバチは冬を越して1年中活動できます。ただし、12月~1月は気温が低く、花が咲かない時期で蜜集めもできないので、巣でじっとしています。ここでは、春日部市のミツバチの活動サイクルや活動時期、時間帯について説明します。

ミツバチの活動サイクル

春になるとミツバチの活動が始まります。3月から4月にかけて蜜集めに忙しく飛び回るでしょう。5月頃はミツバチの繁殖活動の時期で、その後に個体数が増えてくると分蜂(ミツバチが巣を分けること)が見られます。梅雨の時期や気温の高い盛夏にはあまり活動しません。秋に再び花が咲き始めたら、ミツバチたちは蜜集めにいそしみます。この時期に蜜を多く集めることが彼らの冬支度です。12月以降は気温が下がり、花もほとんど咲かないので、巣の中で寒さに耐えながら過ごします。

ミツバチの活動時期と活動時間

ミツバチの主な活動時期は4月頃から11月頃です。花が咲き始める頃になるとミツバチが蜜を集めに巣から飛び立ちます。越冬直後の3月頃や越冬前の10月~11月頃のミツバチはやや攻撃的です。蜜集めに忙しいために気が立っているのでしょう。また、冬は巣にこもってほとんど活動しない時期ですが、巣を必死に守ろうとして凶暴さが増します。ミツバチの一日の活動時間は朝から夕方まで、だいたい6時頃~17時頃です。活動的でなくなる夜間が、ミツバチを駆除をするのに適しています。

春日部市のアシナガバチ

春日部市のアシナガバチは主に夏から秋に活動します。新女王蜂だけが冬を越し、1年で大きな巣を形成します。ここでは、春日部市のアシナガバチの活動サイクルや活動時期について説明します。

アシナガバチの活動サイクル

春にアシナガバチの女王蜂が冬眠から目覚め、巣作りを開始します。しばらくは単独で活動をおこないますが、6月頃には働き蜂が増えて女王蜂は卵を生むことに専念し始めます。夏には巣が急成長し蜂の数も増えるので、うかつに近寄ると危険です。10月は繁殖期で、羽化した雄蜂と新女王蜂が交尾をし、交尾後の新女王蜂は巣に帰らずに適切な場所で冬を越します。同じ巣の使用は1年限りで、その年の蜂たちは冬を越すことなくすべて死んでしまいます。

アシナガバチの活動時期と活動時間

アシナガバチの種類で少し時期がずれることもありますが、巣作りが始まるのはだいたい3月から5月頃です。そこから9月か10月頃までがアシナガバチの活動時期で、特に7月から8月にかけて急激に巣が成長していきます。この時期は大量の餌が必要なために、働き蜂はかなり攻撃的です。一日の時間帯でみると、朝の6時から夜の9時頃まで活動をおこないます。駆除をするなら活動前の早朝か、蜂が巣に戻り終わる夜におこなえば効率的で安全です。

春日部市のスズメバチ

春日部市のスズメバチは春から秋が活動期間で、夏に最も活発かつ攻撃的になります。スズメバチのコロニーも1年で全滅しますが、秋頃の成長しきった巣に近づくと多くの蜂に襲われる可能性があって危険です。最後に、スズメバチの活動サイクルや活動時間を解説します。

スズメバチの活動サイクル

スズメバチは、その年の新しい女王が4月頃から一匹で巣作りを始めます。それが6月頃になると、働き蜂の数が増えて巣の活動が活発化します。夏には急速に巣が成長して、さらに個体数が増えエサも多く必要なために、この時期のスズメバチは非常に攻撃的です。秋には繁殖期を迎え、雄蜂と新女王蜂が交尾し、翌年のサイクルに備えます。11月ぐらいまでにはその年の巣は役目を終え、残った蜂はすべて死に絶えます。新しく生まれた女王蜂だけが冬を越し、春になるとまた巣作りがおこなわれます。

スズメバチの活動時期と活動時間

スズメバチの活動期間は4月から11月ですが、種類によっては時期が多少前後します。7月から10月が巣の最盛期で、個体数も多く非常に攻撃的な時期です。秋頃は雄蜂や女王蜂を育てることもあって、多くのエサを求めて獰猛になっています。スズメバチは蜂の中でも被害が多く、早めに巣を見つけて駆除をおこなうのが大切です。スズメバチは朝から夕方にかけて活動しますが、夜でも明かりのある場所にいることがあります。駆除をおこなうときは、早朝か夜10時以降を目安にするとよいでしょう。

春日部市の蜂の活動時期まとめ

春日部市の蜂の活動時期をまとめると、ミツバチが通年(主に4月~11月)、アシナガバチが3~10月、スズメバチが4月~11月です。ミツバチは梅雨時期や猛暑日にはおとなしくなるので、その時期に駆除をするのもよいでしょう。アシナガバチやスズメバチはなるべく早い時期、できれば夏が本格化する前に巣を見つけ、成長前に駆除してしまうのをおすすめします。しかし、巣が小さいうちは見つけにくいもので、発見時にはたいてい個体数が多くなっているときです。蜂の巣を発見したら決して放置せず、専門業者に相談や駆除依頼をしてください。以下のリンクでは、埼玉県で蜂駆除業者を選ぶときのポイントや、即日対応可能な蜂の巣駆除の業者を紹介しています。

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